架線とバラストの敷設

今回は、専用軌道にバラストを撒きます。バラストには、TOMIXバラスト(グレー)を使います。
まず、バラストを撒く前の下準備です。

レールの錆びた状態を表現する為、タミヤカラーのハルレッドで、レールの側面を塗ります。さらに、線路脇に架線柱を立てます、架線柱には、KATOの「単線架線柱」を使いました。TOMIXとは違い、台座がなく使いやすいので、こちらをチョイスしまいた。架線柱は、あらかじめガイシ部分を白く塗っておきます。
道路ベースと地面の高低差が5mmあるので、落差を埋める為、紙粘土で傾斜を作ります。紙粘土が乾いたら地面を塗ります。地面の色は、タミヤカラーの「フラットベース」が良いのですが、広範囲に塗ると足りなくなるので、自作しています。私は、アサヒペンの水性ペンキ「こげ茶」+「ライトグリーン」を2:1で混ぜたものを使っています。よく使う色は、前もって多めに作っておくと、後々便利です。

踏み切り板は、3mmのスチレンボードにケント紙を貼り、道路と同じ色を塗ります。最近知ったのですが、スチレンボードはラッカー系の塗料を塗ると、解けてしまうそうで、サーフェイサーも使えないようです。
架線柱と踏み切り板が固定できたら、バラストを撒いて、ボンド水溶液で固定します。本などでは、霧吹きでバラストを湿らせてからボンドを流すと書かれていますが、以前、ポポンデッタのジオラマ教室で、レールを伝わらせてボンドを流すと、バラストがダマにならないと教えてもらったので、その方法を実施しました。

1日ほど置き、バラストが固まったら、柵を設置します。

こちらは、線路脇に芝生を植えました。芝生にはTOMIXの「芝生マット(ライトグリーン)を使っていますが、最近では、建築模型用に20cmくらいのものが売っているようです。

次回は、道路に小物を設置します。